その進化を味方に、未来を明るいほうへ形作る。
なぜこの会社をつくったか
少人数でも、無理なく成果を出し、成長できる会社を増やしたい。その思いから、この会社をつくりました。
少人数で事業を営む会社では、一人ひとりに大きな負担がかかりがちです。変えたいのは、その前提です。特別な人材を集めなくても、いま働いている人たちが、AIやテクノロジーの力を借りて、より大きな成果を出せるようにする。効率化が誰かの負担を増やすことなく、事業の成長と、働く人の充実が両立する状態を目指しています。
その背景には、日本では長いあいだ、経済的な豊かさや成長を実感しにくくなっている、という問題意識があります。景気の悪さというより、社会全体が力強く前に進んでいる感覚が乏しい。その一方で、物価の上昇や社会保障の負担が暮らしに重くのしかかり、同じように働いていても、以前ほど豊かさを感じにくくなっています。
だからこそ、まずは一人ひとりの生産性を高めることから始めたい。個人の力を会社の成長につなげ、そこで生まれた成果を、働く人の時間や経済的な余裕につなげていく。AIやテクノロジーを使って、そうした循環をつくりたいと考えています。
余裕が生まれれば、仕事や暮らしに余白ができます。新しいことを考える。何かをつくる。挑戦する。遊ぶ。人と会い、文化を楽しむ。一人ひとりのそんな時間が、新しい事業や産業の芽となり、経済や文化を少しずつ豊かにしていくのではないでしょうか。
AIの発展によって「人間らしい創造性が失われるのではないか」という不安も理解しています。それでも、その先の可能性を明るく捉えたいと思っています。時間にも、心にも、経済的にも余裕があれば、人はもっと創造的になれるはずです。
AIが生み出すものが増えても、人の経験や感情、感性、偶然の出会いから生まれる創造性がなくなるとは考えていません。むしろ、単純作業や時間に追われる日々から少しずつ解放されることで、人間らしさを発揮する機会は広がっていくはずです。その創造性は、仕事に活かされても、趣味や遊び、音楽、映像、アート、地域の活動に向かってもいい。
AIやテクノロジーを、人や会社、そして社会を豊かにする力にしていく。それが、私たちのミッション「技術が進むほど、人間らしくなれる。」に込めた思いであり、この会社を通じて実現したいことです。
くわしい考え方は 事業内容 でもご紹介しています。
大切にしていること
人間らしさを、真ん中に。 何かを決めるときは、効率や規模の前に「人がより人間らしくいられるか」を考えます。成果を出すことと、充実して働くこと。その両立を目指します。
任せる勇気、残す意志。 AIに任せられることは、大胆に任せます。同時に、人の手に残すべきことも、自分たちの意志で選びます。
さわって、確かめる。 語る前に、自分たちの手で試す。人に勧める前に、自分たちの事業で使う。実践を通じて得た実感を大切にします。
「チクシル」という名前について
社名の「チクシル」は、アイヌ語の「チ(我ら)・クシ(通る)・ル(道)」から取りました。「我らが通る道」という意味で、代表・篠澤が生まれ育った北海道・釧路の地名の由来として挙げられる説の一つです。
この名前には、故郷とのつながりに加えて、二つの思いを込めています。
一つは、まだ道のないところに、自分たちで道をつくっていくことです。代表が生まれ育った北海道には、人々が土地を開き、道をつくり、暮らしを築いてきた開拓の歴史があります。その歩みに、自ら道を切り拓く姿勢を重ねています。AIやテクノロジーとともに生きる時代だからこそ、未来をただ待つのではなく、どんな未来にしたいかを考え、自分たちの手でつくっていきたいと考えています。
もう一つは、「我ら」で進むことです。この言葉には、ともに働く人、お客様、パートナーも含まれています。チクシルだけが先へ進むのではなく、関わる人たちと一緒に道をつくり、歩んでいく。その関係を大切にしたいと考えています。
そして、ともに進むのは、人とテクノロジーも同じです。技術だけが先へ進むのでも、人だけが頑張り続けるのでもなく、それぞれの力を活かしながら、次の時代へ進んでいく。それが、私たちの目指す姿です。
その先に望むのは、技術の進歩が、人の暮らしや社会の豊かさにつながっている未来です。「我らが通る道」という名前には、そこへ向かう道を、ともにつくっていきたいという思いを込めています。